ふぞろいの粉引汲出だからこその魅力。
一客ごとに表情のある、手作りならではの揺らぎと個性をお楽しみください。
林隆一郎さんの粉引汲出は、作家ご自身の手挽きによって形成されています。量産型のうつわとはちがい、1客ごとに手の感覚によって微細なディテールを表現しています。ろくろ目とよばれる指の圧力や削りとよばれる道具を使った動きによって独特な凹凸を作り出し作品に独自の魅力が生まれます。また、うつわを窯に入れて焼成したときに土の中に混ざっている石や鉄分が表面にでてくる作品もあります。この現象もあえて器の景色として楽しんでもらい量産される器にはみられない個の持つ美しさがあると思います。 形が均一のものや、鉄粉がないものをお探しの方には向いておりません。でも、製品基準ではなく、作品1客が持つ揺らぎや個性を大事に思っていただける方にはきっと満足頂ける作品であると思います。
林 隆一郎/Ryuichiro Hayashi (Japan,Kyoto 1942 - )
やきものの本場、岐阜県・土岐市で
作陶する林隆一郎さん粉引汲出湯呑は、匠の技が光る逸品です。
この湯呑は、手仕事ならではの味わい深さが魅力で
手触りの良さが際立っています
日常使いに適した汚れにくい特性を持ち
長く愛用できる点も嬉しいポイントです。
温かみのあるデザインが、日々のひとときをより豊かに演出します。
手に取るたびに感じる作家の技とセンスが、特別な時間を提供します。
※一客ごとに色や造形の違いがあります。
■材質 陶器
■サイズ 径約10.5cm×高さ約7.5cm
■手触り つるっとしています。高台は、ざらっとしています。
■重量 約230g
■容量 約230cc
■生産国 Made in Japan